青森県内は16日、放射冷却現象の影響で冷え込んだ朝となった。青森地方気象台によると、県内23観測地点のうち12地点で最低気温が今季最低を記録し、11地点で氷点下となった。
各地の最低気温は三戸で氷点下2.5度、十和田同1.4度、むつと黒石同1.1度、八戸0.1度、青森0.3度、五所川原0.8度、弘前1.2度など。
五所川原市姥萢の十川河川敷ではススキの穂が朝日に照らされながら揺れ、黄金色に輝くじゅうたんのように見えた。近くの草には霜が降りていた。
17日の県内は前線や暖かく湿った空気の影響で曇りや雨となり、午後から雷を伴い雨が激しく降るところもあるという。