エディオンピースウイング広島 「キャプテン翼」と共同企画

完成間近の広島市のサッカースタジアムで新たなプロジェクトが始動です。人気サッカー漫画「キャプテン翼」と共同で、スタジアムに巨大壁画をつくり世界に平和を発信します。

広島市で建設が進む「エディオンピースウイング広島」。そのサッカースタジアムでの新たなプロジェクトが、16日発表されました。世界中で人気のサッカー漫画「キャプテン翼」との共同プロジェクトです。被爆地・広島のスタジアムとして、スポーツの力や夢、世界平和を発信しようと、スタジアムを管理する予定のサンフレッチェ広島が企画しました。

■サンフレッチェ広島 仙田信吾社長

「スタジアムを体験することによって様々な平和への思いをですね強くしていただいて広島から帰っていただきたい」

プロジェクトを盛り上げる「キャプテン」には、「キャプテン翼」の原作者高橋陽一さんが就任しました。主人公の大空翼が大会の優勝スピーチで世界に平和を訴えるシーンを元に、スタジアムに飾る全長およそ10メートルの巨大壁画を制作します。

■「キャプテン翼」原作者 高橋陽一氏

「ピースウイングということでスタジアムにも翼という言葉が入っていて大変嬉しく思うサッカーの試合が無いときでも(壁画を)見ていただけるようにそういった場所になってほしい」

「エディオンピースウイング広島」は16日、ピッチに天然芝を張る作業を終えました。12月28日に完成する予定です。世界に平和を発信する「キャプテン翼」の壁画は、開業を迎える2024年2月にスタジアムの正面にお披露目されるということです。

《2023年11月16日》

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