秋山の「振り方」がSNSで話題に、視聴者拍手「男前や…」

のちに昭和を照らす大スター・福来スズ子に成長するヒロインの人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月16日放送の第34回では、スズ子の後輩・秋山が先輩ダンサー・中山からのプロポーズを断るシーンが描かれた。

秋山を演じる伊原六花(写真は2023年・大阪市内で撮影)

スズ子(趣里)のために新曲『センチメンタル・ダイナ』を作った作曲家の羽鳥(草彅剛)と演出家の藤村(宮本亞門)。無責任な行動をしたと自分を責め、「歌う資格はありまへん」と告げるスズ子に対し、羽鳥は「僕が聴きたいんだよ」と強く励ます。

改めて羽鳥が作る曲を歌いたいと感じたスズ子は、演出家の松永(新納慎也)から持ち掛けられた移籍の話を断り、梅丸にとどまることを決める。一方、後輩の秋山(伊原六花)もダンサーの中山(小栗基裕)からのプロポーズを断り、自分らしくいられる場所・大阪へと戻ることを決意するのだった。

今回の放送では、プロポーズを断った秋山が中山から「君は僕を愛していたんじゃないのかい?」と問われ、「今は愛してないです。まったく愛してないです。ごめんなさい」ときっぱり断るシーンが描かれた。

これまで、秋山を男役から娘役へと転向させようとし、自分の好きな服装を押し付けたりと自分本位な行動が描かれていた中山。それだけに、SNSでは「秋山ちゃんの振り方 男前やったわ・・・(好き)」「秋山さんよく言った」「秋山ちゃん、気持ちいいくらいの振り方」といった声が溢れ、X(旧ツイッター)では「秋山ちゃん」がトレンド入りしている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月17日放送の第35回では、スズ子が引き抜きの話を断り、梅丸にその旨を伝える。

文/つちだ四郎

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