9月に横浜市で開かれた防災推進国民大会「ぼうさいこくたい」について、開催の事前周知が衆院災害対策特別委員会の一部委員にしかされていなかったことが、16日の同委で明らかになった。
立憲民主党の山崎誠氏(比例南関東)は「周知不足だ」と指摘し、松村祥史防災担当相は「申し訳なかった」と謝罪した。
答弁などによると、今年で8回目となった同大会は9月17、18日に横浜国立大学を会場に開かれ、1万6千人が来場した。
山崎氏は「内容は充実していたが事前周知が不十分」とした上で「災害対策特別委の委員の自分にも内閣府から開催連絡はなかった」と批判。松村担当相は「委員会の(各党)理事までにしか連絡が行われていなかった。次回の開催(来年10月、熊本市)に向け周知を改善したい」などと答弁した。