無免許でレンタカー運転…5人にけがを負わせ逃走した罪 20代の男2人に猶予刑 静岡地裁

無免許にも関わらずレンタカーを運転し、5人をひき逃げした罪などに問われている男2人に対し、静岡地裁は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは住所不定の20歳の風俗店従業員の男と静岡県富士市の21歳の建設作業員の男です。2人は7月、静岡市でレンタカーをだまし取り、風俗店従業員の男が無免許運転をして別の車に衝突し、5人に重軽傷を負わせてひき逃げしたとされています。

15日、静岡地裁で開かれた判決公判で、國井恒志裁判官は「一連の犯行は交通安全を軽視する態度の現れで、厳しい非難を免れない」などと指摘しました。一方で「犯行を認め、反省している」として、風俗店従業員の男に懲役3年、建設作業員の男に懲役2年6カ月、それぞれ執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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