1月の中盤補強は20歳アタッカー売却がカギに? ユベントスがデ・パウルへの関心を継続か

W杯ではいぶし銀の活躍を披露したデ・パウル[写真:Getty Images]

ユベントスがアトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(29)をリストアップしているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えている。

世界王者アルゼンチン代表の主力MFデ・パウル。クラブキャリアではウディネーゼで名を上げ、2021-22シーズンからアトレティコへ移籍し、同胞ディエゴ・シメオネ監督の下でもセントラルハーフの主力としてプレーする。

ただ、昨秋のカタール・ワールドカップ(W杯)終了後、「デ・パウルはイタリア復帰を希望」との噂が時折出るようになり、その度に行き先として上がるのがユベントス。実現性はともかく、ユベントスが来年1月に向けてデ・パウルをリストアップしているのは間違いないようだ。

イタリア『トゥットスポルト』によると、ユベントスは1800万〜2000万ユーロ(約29億5000万〜32億8000万円)と評価するU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)がトッテナムから狙われており、仮にも売却なら、その収益をデ・パウル獲得、もしくは中盤の補強に充てるプランだという。

また、ユベントスの補強といえば経済的な部分がどうしても気になってしまうが、デ・パウルの現年俸650万ユーロ(約10億6000万円)はなんとか負担できる範囲とのこと。ポール・ポグバとニコロ・ファジョーリを失ったユベントス…中盤補強の必要性が増しているのは明らかというなか、デ・パウルは複数いる候補の1人といったところだろう。

なお、アトレティコもシメオネ監督がデ・パウルを必要不可欠とはみなしていない一方、レアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(29)は大のお気に入りとのこと。ベティスとの契約が満了となる来夏のゼロ円獲得を視野に入れつつ、ベティスが来年1月の売却に動く可能性もあると睨んでいるようだ。

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