失業保険受給、2年ぶり高水準 金融引き締め、米労働市場が悪化

 【ワシントン共同】米労働省が16日発表した失業保険を受け続けている受給者総数(季節調整済み)は今月4日までの週で前週より3万2千人増の186万5千人と2021年11月27日までの週以来、約2年ぶりの高水準となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを抑えるために金融引き締めを進めたのを背景に、景気の先行き懸念から労働市場が悪化したことを示した。

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