【マレーシア】米電池エノビックス、58億リンギ投資へ[製造]

米国のリチウム電池メーカー、エノビックスは今後15年間でマレーシアに58億リンギ(約1,870億円)を投資する計画だ。

マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、エノビックスはアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、14日からサンフランシスコを訪問しているアンワル・イブラヒム首相と面会し、投資計画を明らかにした。

エノビックスはペナン州で設立するリチウムイオン電池工場で量産を進める計画。58億リンギのうち3億1,500万リンギ(7,000万米ドル)は、生産ラインの初期投資に充てるという。

新工場は同州ブキムルタジャム郊外のペナンサイエンスパークに位置し、エノビックスが70%、地場精密金型・プラスチック部品メーカー、YBSインターナショナルが30%を出資する。

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