「思ったようにうまく打てない」と悩むゴルファーが多いフェアウェイウッド（FW）とユーティリティ（UT）。距離が長いパー5ではとくに「うまく打てるか否か」がスコアメイクの鍵となります。今回は「高く上げたいけれど、上がらない」「いつもトップのミスが出る」そんな人におすすめの“うまく打つ方法”を、QPさんこと関雅史プロに教えてもらいました。
ボールの上側を打ってしまう「トップ」は、FWやUTに多いミス。これは「ピンポイントでボールを打とう」という意識からボールを上から打ち込み、スイング時のヘッド軌道が最下点に到達する前にボールを打ってしまうことで起こります。このミスをなくすのに効果的なのが、葉っぱを使った練習。ボールの手前に葉っぱを置いたら、いつもと同じようにアドレスし、葉っぱごとボールを打ちましょう。葉っぱの場所がヘッドの最下点になるように打つことでボールをきれいに払い打てるようになります。
うまく打つにはクラブの性能も大事。たとえば「初めて3番ウッドを打ったけど最初からすごくきれいに打てたし、飛ばせた！」という声が多いping「G LE3」のフェアウェイウッドや、「高い球が打ててピンをしっかり狙える！」というハイブリッド（pingではユーティリティの事をハイブリッドと呼称）は、QPさんいわく「重心が深い作りのため、うまい具合にヘッドのお尻が落ちてボールが上がりやすい」のだそう。
“飛距離性能”を追求して開発されたフェアウェイウッドは、新ロフト設計でキャリーが大幅に進化して"ラク飛び"を実現。高い打ち出しでラクに球が上がる性能だけでなく、初速アップ&最大の飛びが手に入るという優れもの。ハイブリッドは“弾道の高さ”に注力して開発されており、「フェースの真ん中で打てない！」そんなミスヒット時も球のばらつきを軽減。打点のブレによる飛距離ロスを抑えてくれるから、安定した飛距離を実現してくれる。
そんなG LE3のフェアウェイウッドとハイブリッドを実際に打ってみた感想を「フェースの真ん中で打てない」と悩んでいる吉岡由梨亜さんに教えてもらいました。
FWやUTはいつも「ボールが上がらない」「トップしてしまう」というミスが多いのですが、意識して打たなくてもきれいにボールが上がってびっくり！ 3番ウッドも初めて打ちましたが「3番は難しそう」と思っていたのがもったいなかったと思うほど振り抜きやすく、すごく気持ちよく飛ばせました。
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●関 雅史（せき・まさし）／1974年生まれ、東京都出身。「QP」の愛称で親しまれるティーチングプロ、クラブフィッター。都内のゴルフショップ「ゴルフフィールズ」の代表を務め、スイングとギアの両面からのレッスンが得意。
●吉岡由梨亜（よしおか・ゆりあ）／ゴルフ歴2年。栃木県出身、東京在住。「できるときは月8回ぐらいラウンドする」というほどゴルフにハマっているそう。ベストスコアは91。
写真＝小林司
協力＝こだまゴルフクラブ
