1964年創業!五島・福江島の五島牛を知り尽くす老舗焼肉店で味わう「焼肉」

1964年創業の五島牛が食べられる焼肉店

福江港ターミナルから歩いて10分ほどのサンシャインしんえい通りから一本入った路地に佇む『焼肉 喜楽 』。

「平戸牛」、「雲仙牛」、「壱岐牛」と並ぶ、長崎県の4大和牛の一つ「五島牛」を使った焼肉が食べられる、1964年創業の昭和な雰囲気が漂う老舗焼肉店です。

店内は琥珀色に燻された壁や昭和にタイムスリップしたようなレトロ感満載の内装が魅力で、席はテーブル席と仕切りの座敷があります。

メニューは「ヒレ」、「ミスジ」、「ハラミ」、「ロース」、「カルビ」、「タン」、「ミノ」、「ホルモン」などの焼肉類に、野菜類、ご飯類、スープ類が並びます。
尚、お肉は2人前からしかオーダーできないシステムになります。

絶妙な厚さにカッティングされた「上タン」は塩胡椒がしっかりとかけられて提供される逸品!

ガスロースターでパチパチッと香ばしく焼き上がるのは上タンの妙。焼いていると肉汁が浮いてきます。したたりだした肉汁は牛タンのものとは思えないほどジューシーで、サクっとした噛み応えの後に時間差で甘みと旨味が広がっていきます。

ちなみに「五島牛」は、五島列島で肥育される肉牛で年間400頭ほどしか流通しない幻の牛肉です。五島で生まれ育った子牛は、島外に売られ「松坂牛」や「佐賀牛」になり、そのまま島内で育ったものが「五島牛」になります。肉質はブランド牛に勝るとも劣らないレベルと言われています。

秘伝の揉みダレに漬け込まれた「上ハラミ」は大ぶりにカッティングされ提供される逸品!

見るからにエネルギッシュなフォルムの「上ハラミ」は肉々しさやガツンとくる味つけを含め、世の焼肉好きの9割が好きなはずと実感できる印象。ジューシーかつ「肉を食べてる!」と実感する食べ応えと濃い旨味で、パンチの利いた味わいがライスを誘います。

「ミノ」は他店ではあまり見かけることのない絶妙なサイズで肉厚にカットされ提供される逸品!

ザラッとした舌触りと「ミノ」特有の小気味よいコリコリとした食感が魅力。旨み系というよりは嚙み締めるとほんのりと甘みを感じるあっさりとした味わいです。

酸味が強い「キムチ」はおかみさんが自分で漬け込んでいる自家製!素材のもつ塩味と甘味、乳酸菌の酸味の三位一体の絶妙な味わいは追加注文したくなるほどです。

訪れてみれば島内、島外問わず数多くの方々を魅了している理由がわかるお店!五島列島に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!

焼肉 喜楽
〒853-0001 長崎県五島市栄町5-3

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*この記事は2023年10月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ニッポンごはん旅・編集長

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