NY株5日ぶり反落45ドル安 決算嫌気の銘柄売られる

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比45.74ドル安の3万4945.47ドルで取引を終えた。決算発表の内容が嫌気された銘柄が売られたのが相場を押し下げた。

 前日に決算を発表した通信機器のシスコシステムズが業績予想を下方修正し、16日発表した小売りのウォルマートも消費の先行きに慎重な姿勢を示したのを背景に、ともに大幅下落した。一方、米長期金利の低下を受けてIT株の一部が買われたため下値は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、9.83ポイント高の1万4113.67。

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