CAS棄却で最高裁訴えも 国際ボクシング協会会長が示唆

 国際ボクシング協会(IBA)のクレムレフ会長(ロシア)は16日、国際オリンピック委員会(IOC)による統括競技団体の承認取り消しを不服とした訴えがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に棄却された場合、CASが本部を置くスイスの連邦最高裁判所に上訴する可能性を示唆した。

 IBAは組織運営などを問題視されて処分を受けたが、パリで記者会見したクレムレフ会長は「IOCの判断は不当。われわれの権利を守る」と徹底抗戦する姿勢を見せた。(ジュネーブ共同)

© 一般社団法人共同通信社