「あまり絡めなかった」随所に特長見せるも決定的な仕事ができなかったFW細谷真大、定着へ強い思い「攻撃の軸として試合に出たい」

後半から途中出場した細谷真大[写真:Getty Images]

日本代表のFW細谷真大(柏レイソル)が、ミャンマー代表戦を振り返った。

16日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本はミャンマー代表と対戦。5-0で日本が快勝スタートを切った。

森保一監督は、ヨーロッパ組の選手たちのコンディションを見極め、いつもとは違う顔ぶれのメンバーを起用した。

試合の大勢がついたこと、そして1トップで先発した上田綺世(フェイエノールト)がハットトリックを決めたことで、U-22日本代表活動から急遽招集された細谷も67分から出場した。

ピッチに入った時の心境について細谷は「点差も開いていたので、自分も点を取ろうという気持ちがあったので取れずに残念でした」とコメント。ゴールを目指していた中で結果を残せなかったことを悔やんだ。

ゴールこそなかったが、裏への動き出しやポストプレーで体を張るシーンなど、特長を見せていた。

「上手くあそこで自分の特長が出せたと思いますし、ラストパスも今年になって意識していたので、通ればよかったかなと思います」と語り、意識していた部分も少しは出せたと振り返った。

初のW杯予選となった細谷だが、A代表の試合については「声援も違いますし、引かれた相手に対して課題が個人ではあるので、どう崩していけるかというのは今回の遠征で学べるかなと思います」と、違いを感じつつも、しっかりと学んで成長したいとコメント。デビューしたEAFF E-1選手権は国内組だけの活動であり、海外組を含めた試合は初めてだったが、「もっとシュートしたかったですし、点を重ねられれば良かったですが、あまり絡めなかったので、呼び込む動きとかが必要だったかなと思います」と語り、もう少しゴールに繋がる仕事がしたかったと語った。

チームメイトとの関係については「周りの人たちの特徴は分かっているので、上手く使いたかったですが、自分の持ち味をみんなに見せることが必要になるかなと思います」と語り、自分を理解してもらうことが必要だとコメント。「全員が集まったのが昨日だったので、もっと連係は高めたいですし、攻撃の軸として試合に出たいので、もっと高める必要があると思います」と、自分からも要求することが大事だと感じたようだ。

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