厚労相、不正受給に「厳正対処」 障害者グループホーム巡り

 武見敬三厚生労働相は17日の記者会見で、障害者向けグループホームの運営会社「恵」(東京都港区)が経営する訪問看護ステーションで診療報酬の不正受給があった疑いを巡り「一般論として、必要な調査や指導を行い、不正請求が確認された場合は厳正に対処する」と述べた。

 同社運営のグループホームでは食材費の過大徴収や利用者への虐待が判明。訪問看護ステーションに以前勤務していた複数の看護師は取材に対し「診療報酬の加算を受けられるように早朝や夜間に訪問したとする虚偽の記録が作成されていた」と証言している。

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