KDDIスマートドローン、高度150m以上に向けたモバイル通信サービスの提供開始

背景・概要

ドローン等の無人航空機による高度150m未満の空域におけるモバイル通信の利活用が進む中、2023年4月に、高度150m以上の空域や有人の航空機においても、簡素化した手続きによりモバイル通信を利用可能とする電波法の制度整備が行われた。

今回、KDDIスマートドローンは、高度150m以上の空域や、ドローンをはじめとする無人航空機だけでなく、有人の航空機においてもモバイル通信を利用できるよう、「4G LTEパッケージ」の利用範囲、および適用対象を拡大する。

これにより、ドローン等による高度150m以上の航路を含む山間のインフラ設備の点検や、ヘリコプター等の航空機における動態管理等での新たな通信手段の確保等、新たなユースケースにおいてモバイル通信の利活用が可能だ。

内容

「4G LTEパッケージ」の上空モバイル通信サービスにおける利用範囲、適用対象の拡大を行う。

利用高度に関わる規定の廃止

ドローンのインフラ点検等における高度150m以上での上空利用イメージ

上空モバイル通信サービスの利用高度に関わる規定(地表又は水面から150m以下の高度の上空に限る)を廃止し、高度150m以上の空域も利用範囲に含める。

無人航空機以外での利用

ヘリコプター等の航空機における動態管理等での上空利用イメージ

ドローンをはじめとする「無人航空機」(航空法第2条第22項の「無人航空機」)に加えて、 「航空機」(航空法第2条第1項の「航空機」)を上空モバイル通信サービスの適用対象に含める。

▶︎KDDIスマートドローン

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