3発快勝のスペイン代表、指揮官は最終節での勝利締め誓う「首位にふさわしいことを証明しなければ」

最終節に向け意気込んだデ・ラ・フエンテ監督[写真:Getty Images]

スペイン代表指揮官のルイス・デ・ラ・フエンテ監督がキプロス代表戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

10月に行われたユーロ2024予選グループA第8節のノルウェー代表戦の勝利により、すでにユーロ本戦出場を決めているスペイン。首位通過を目指す中で臨んだ第9節キプロス戦は、前半のうちにFWラミン・ヤマル、FWミケル・オヤルサバル、FWホセルの3トップがそれぞれゴールを決め、3-1の勝利を収めた。

この結果、スペインはグループAの首位を争うスコットランド代表との勝ち点差を「2」広げることに成功。デ・ラ・フエンテ監督は満足感を示すと同時に、19日にホセ・ソリージャ(スペイン/バジャドリー)で行われる最終節ジョージア代表戦に向け気を引き締めた。

「望んでいた順位にいる。バリャドリーでは我々が首位にふさわしいことを証明しなければならない」

その一方、3点リードで臨んだ後半はペースダウンしたことをデ・ラ・フエンテ監督は認めている。

「試合は非常に複雑なものだ。前半があまりうまくいかなくても、後半に入ってから解決することが時々ある。我々がやってみせたように、試合を素早く修正するにはプロフェッショナルでなければならない。そのままゴールを重ねていきたかったが、そうできないこともある。それが後半に起こったことだ」

また、デ・ラ・フエンテ監督は今回代表デビューを飾ったMFアレイクス・ガルシア、DFアレハンドロ・グリマルド、MFロドリゴ・リケルメの3選手を高く評価した。

「彼らはクラブで多大な貢献を見せている選手たちで、素晴らしい仕事をしているし、それぞれのコンペティションで素晴らしいパフォーマンスを見せている。ここに来るたびに見せる振る舞いも素晴らしい。出場機会を得た彼らが見せてくれたパフォーマンスにはとても満足している」

「彼らはとても優秀だから、もっと成長してチームをより良くしてくれるだろう。素晴らしい振る舞いをしているし、監督としてそのことをとても誇りに思う」

© 株式会社シーソーゲーム