栃木県内インフルエンザ 依然として注意報レベル

 栃木県は16日、インフルエンザの感染状況を発表しました。11月12日までの1週間に報告された新たな感染者の数は1つの医療機関あたり16.82人で、前の週より減りましたが依然として注意報レベルの10人を超えています。

 県は、県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から1週間に報告のあったインフルエンザと新型コロナウイルスの新たな感染者の数を毎週木曜日に発表しています。

 インフルエンザの11月6日から12日までの1週間に報告された感染者の数は1278人で、1つの医療機関あたり16.82人でした。前の週より減少しましたが、依然として注意報レベルの10人を超えています。

 年代別では、多い順に10代未満が564人、10代が437人、30代が86人、40代が80人となっています。また、県教育委員会によりますと11月6日から10日までの5日間で、県内の公立の小学校や中学校、それに高校の、のべ52校で学級閉鎖などの対応が取られました。

 続いて新型コロナウイルスの感染状況です。11月6日から12日までの1週間に報告された感染者の数は187人でした。1つの医療機関あたりでは2.46人になり3週連続で減少しました。

 年代別では、多い順に10代未満が31人、30代が25人、10代が24人、80代以上が22人となっています。クラスターは、高齢者施設で1件、障害者施設で1件確認されました。

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