岐阜県高山市で、西洋菊「飛騨マム」の出荷が、最盛期を迎えています。
「飛騨マム」は、直径が約20センチと大輪で、飛騨の寒暖差を利用した鮮やかな色が特徴の西洋菊です。
高山市内では、3軒の農家で栽培されていて、丹生川町の車戸良輔さんのハウスでは、ピンクやブラウンなど、色とりどりの飛騨マムが咲き誇っています。
こちらでは約20種類を育てていて、花ひとつひとつに、丁寧に保護ネットをつけて手際よく茎を切っていきます。
車戸さんは「ことしの夏は暑かったので根腐れなど栽培には苦労した」と話していました。
「飛騨マム」の収穫は12月中旬まで行われ、箱詰めした後、東京や京都、大阪方面に出荷されます。