【マイルCS/枠順】内外イーブンも人気一角の明暗分かれる “連対率50%”該当馬は……

JRAは17日、第40回マイルCS(GI、芝1600m)の枠順を発表した。

GI2勝目を狙う古豪・シュネルマイスターは5枠9番、連覇を目指すセリフォスは6枠11番、悲願のGIタイトルに虎視眈々のソウルラッシュは1枠1番から発走する。

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■内枠やや優勢も大型馬なら……

過去10年のうち阪神開催の2020~22年を除くデータを見ると、8枠が【3.0.0.18】でピンかパーだが、最多の3勝。次いで3枠が【2.0.1.11】で勝率に関しては14.3%をマークし8枠と同率となっている。

1~4枠は【3.4.5.44】勝率5.4%、複勝率21.4%、5~8枠は【4.3.2.59】勝率5.9%、複勝率13.2%と、いずれも7連対で複勝率だけ内めの枠がやや優勢だった。人気、脚質別で見ても差はなく、複勝率で内めの枠が優る以外に顕著な傾向は見られなかった。Cコース替わりだからと言って、過剰に枠順を意識する必要はなさそうだ。

ただし、注意しておきたいのが馬体重。1~4枠の内めに入った500キロ以上の大型馬は5番人気以内でも【0.1.1.7】連対率11.1%だが、5~8枠の外めに入ったそれは【1.2.0.3】連対率50%と、明らかな差が見受けられた。器用さに欠けやすい大型馬の場合、下り坂から勝負どころに向かう京都では外めの枠がフィットするのだろう。

前走時点で500キロ以上をマークしていたシュネルマイスターは5枠9番と好データに該当。一方、ソウルラッシュは1枠1番、エルトンバローズは4枠7番に入ったため、人気上位でも割り引きたい。

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文●SPREAD編集部

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