ジョージの審判批判発言でNBAが500万円超の罰金処分

ジャッジについて不満をもらしていたジョージ

NBAは11月17日、クリッパーズのポール・ジョージが現地15日のナゲッツ戦後にレフェリーを公に批判したことについて35,000ドル(約527万円)の罰金を科した。

開幕4戦で3勝1敗というスタートを切ったクリッパーズだったが、11月1日のレイカーズ戦から6連敗。ちょうどジェームズ・ハーデンをトレードで獲得してから連敗となっている。ナゲッツ戦では、4Qの大部分でリードしていたものの、終盤に逆転を許しての惜敗。勝ち切ることができないフラストレーションも溜まっていたのだろう。ジョージは、この試合後にまず「素晴らしいプレーができたと思う。3人のオフィシャル(レフェリー)との対戦するのは大変だ。彼らはひどかった。でも(前年王者に対して)もっと良いプレーをしなければならない。ポジティブな要素はたくさんあるあるし、もう少しで乗り越えられるという兆候は見せられたと思う」とレフェリーとも戦わなければならなかったと発言。

さらに「フリースローが5本というのは失礼だよ。ジャンプシュートでは前腕を叩かれていたし、お粗末だ。彼らは反対側ではコールしているのだから、こちらでもコールしなければならない」とも語っていた。ちなみに、この試合のラスト2ミニッツレポート(残り2分で3点差となった試合のジャッジの評価)では、残り44.8秒にジョージが放った3Pシュートに対してのケンテイビアス・コールドウェル ポープ(ナゲッツ)の接触はコールされなかったが、ファウルだったと認めている。ジョージはこの試合、両チームトップの35得点をマークしている。

クリッパーズは現地17日(日本時間18日)ホームで、インシーズン・トーナメントの一戦となるロケッツ戦に挑む。7試合ぶりの勝利なるか、注目が集まる。

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