2024年米女子ツアー日程発表 賞金総額は過去最高175億円超

米国女子ツアー2024年シーズンはフロリダ2連戦で幕を開ける(Julio Aguilar/Getty Images)

米女子プロゴルフ協会(LPGA)は16日、2024年の米女子ツアー日程を発表した。賞金総額はツアー史上最高を更新する1億1650万ドル(約175億4600万円)で行われる。

来季は1月「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(1月18日~)から始まり、11月「CMEグループ ツアー選手権」(11月21日~)までの33試合で展開。公式戦を除くスケジュールには、米国と欧州の対抗戦「ソルハイムカップ」(9月13~15日)と「パリ五輪」(8月8~11日)が入る。

賞金総額の増額大会が相次ぎ、最終戦「CMEグループ ツアー選手権」は700万ドルから1100万ドルに大幅アップ。「みずほ アメリカオープン」(今季275万ドル)、「マイヤーLPGAクラシック」(同250万ドル)、「ウォルマート NW アーカンソー選手権」(同230万ドル)、「ロッテ選手権」(同200万ドル)はそれぞれ300万ドルに増額され、メジャーと最終戦を除く10試合が300万ドル以上に達した。

アジア開催は今季と同じく7試合を予定。2月末の第3戦「ホンダ LPGAタイランド」(タイ)から「HSBC女子世界選手権」(シンガポール)、「ブルーベイLPGA」(中国)と続き、シーズン終盤の10月中旬「ビュイックLPGA上海」(中国)、「BMW女子選手権」(韓国)、「メイバンク選手権」(マレーシア)、日本で10月31日に開幕する「TOTOジャパンクラシック」(滋賀・瀬田ゴルフコース 北コース)と2度のシリーズ連戦に分けられる。

主な日程変更は、今季3月下旬にアリゾナ州で開催された「LPGAドライブオン選手権」が第2戦に移動し、前週の開幕戦と同じフロリダ州に場所を変えて1月25日に開幕。4月中旬だったハワイ州「ロッテ選手権」が「TOTO」翌週(11月6日~)に移った。選手の移動負担を軽減する狙いがあると見られる。

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