【尾張旭市】日本一おいしい紅茶が飲める街へ プロが入れる紅茶の音色とは 乃木坂46・佐藤楓の音集め旅

紅茶

愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。

乃木坂46・佐藤楓

今回訪れたのは愛知県の北西部、なだらかな丘陵地帯と矢田川の流域に広がる尾張旭市。市内の約6分の1を森林公園が占める、豊かな自然が広がる街で音集めです。

実りの秋を感じさせる「お米の収穫の音集め」の音色

あいちのかおり

尾張旭市の田んぼで黄金色に実り、収穫の時期を迎えているのが愛知県で一番多く作られているお米「あいちのかおり」。尾張旭市では品種が開発された1988年から栽培が始まり、現在では尾張旭市だけで年間約190トンが収穫されています。

尾張旭市で米農家を営む谷口博明さんもこの時期は収穫で大忙し。コンバインに乗り込んでスタートキーを回し、たわわに実った「あいちのかおり」を収穫していきます。

谷口さんの田んぼだけで年間約60トンもの「あいちのかおり」を収穫。大粒で香りが良く、適度な甘味を持ったクセのない味わいの「あいちのかおり」は地元愛知県を中心に今日もたくさん人を笑顔にします。

45年にわたり市民に親しまれてきた城山公園の「弓道場」の音色

弓道場

尾張旭市の城山公園内にある弓道場は、年間4500人ほどが利用する人気の練習場です。45年以上にわたり、弓道の腕を磨く市民に親しまれています。

矢を射る「的」は、弓道場奥の盛り土に支えを刺して真っ直ぐに設置。壁に備えられた弦張り板に弓をあてがって弦を張ります。ピンと絞られた弓から放たれた矢は、的をめがけて一直線。見事命中すれば、「トン!」と気持ちの良い音が響きます。

紅茶のプロが入れる「紅茶」の音色

紅茶専門店 TEAS Liyn-an

尾張旭市は人口あたりの「おいしい紅茶が飲めるお店」の数が日本一という「紅茶の街」。中でも「紅茶専門店 TEAS Liyn-an」は、紅茶のプロによるおいしい紅茶が楽しめると紅茶好きの人たちがこぞって足を運んでいます。

店主の堀田信幸さんは、紅茶をおいしく入れる大会で日本のトップに輝いた実績を持つトップクラスの紅茶のプロ。お店ではスリランカやインドなどから直接仕入れた約20種類の茶葉を取り扱い、静かで落ち着いた空間で最高の紅茶を味わうことができます。

世界一小さな「ウクレレ作り」の音色

ウクレレ

かわいらしい音色が響く小さなウクレレ。尾張旭市で仕事の傍ら、ウクレレ作りを行っている杉浦浩二さんの作品です。地域のイベントなどにも参加し、注目を集めています。

アマチュアのウクレレ製作の大会で優勝した杉浦さん。彼が挑戦するのが世界一小さなウクレレ作りです。濡らした木の板にはんだごてで熱を加えながら成形すると、木を切り出して加工したボディやパーツと組み合わせていきます。

設計からパーツ作りまで全て手作業のため、完成までには半年以上かかる小さなウクレレ。愛嬌たっぷりのかわいい音色を響かせます。

具がたっぷり! 「おにぎり作り」の音色

ほぼ具オニギリ

地元のスーパー「生鮮館やまひこ 尾張旭店」は、開店前に行列ができる人気店。お客さんが目当てにするのは、やまひこ特製の「ほぼ具オニギリ」です。

ご飯が見えないほど大きな具が握られた「ほぼ具オニギリ」。惣菜担当の太田さんが5年前に考案しました。SNSで話題を集め、休日になると県外からも買いにお客さんがやって来る人気ぶりです。

のりの上に三角に握ったご飯をのせ、さらにその上から大きな具をのせてラップで包めば「ほぼ具オニギリ」の完成。早朝から10人がかりで13種500個分のおにぎりの具の仕込み作業が行われます。

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