釣り人と一緒に海洋ゴミ回収 「持ち帰るのが当たり前の文化に」 ウェブサイト駆使して瀬戸内海をきれいに 広島

瀬戸内海のゴミ問題を「釣り人」と一緒になって解決しようと、広島市の企業が、ウェブサイトを使った取り組みを進めています。

広島市西区に本社を置く「フィッシュフレンズ」が17日、湯崎知事に取り組みを報告しました。

フィッシュフレンズは、主に西日本の釣りスポットを紹介するウェブサービスなどを展開していて、全国でおよそ6万4000人の会員がいます。

また広島をはじめ、瀬戸内4県などが連携して海洋ゴミを減らすための事業にも加わっています。▽釣り人が、釣った魚とゴミを拾って投稿すると景品がもらえたり、▽継続的に海辺をきれいにしたりする活動内容を、湯崎知事に伝えました。

フィッシュフレンズ 深川真社長
「(瀬戸内は)観光地としても素晴らしい。きれいな海に関わるものとしては使命だと思う。ゴミを持って帰るのが、当たり前の文化になってほしい」

フィッシュフレンズは、釣り人の投稿した写真からゴミの量などをデータで分析し、今後の活動に役立てたい考えです。

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