デジタル技術を活用して業務の効率化などをめざすDX=デジタルトランスフォーメーションの体験会が11月17日、千葉県の船橋市役所で開かれました。
職員向けのDXの体験会には、市役所の各課から若手の職員約50人が参加しました。
船橋市では、DXを推進してデジタル人材の育成や業務効率化を図ろうと、2023年9月、NTT東日本千葉西支店と事業連携協定を結んでいて、体験会はこの協定の一環で開かれました。
会場では、AIを活用して在庫管理や発注業務を自動化するツールが紹介されたほか、災害関連情報をリアルタイムに集約するツールなども紹介されました。
また、AR=拡張現実の技術を用いて、水害を疑似体験することで防災を学べるブースも用意され、職員らは、業務の効率化へのヒントをつかもうとしていました。
参加した職員は―
「DXを通して窓口の紙や電話対応に、なにか変革を起こせないかと思い体験会に参加した」
「実際に水害があったときの(VR・AR)体験を通して、頭で考えるだけではなくVR(AR)で実際に自分が体験することで 、防災意識を高めていくことができると思ったので、市民にも体験してもらって自助の意識を高めていければと思う」