東証反発、4カ月半ぶり高値 企業好業績の見通し支え

東京証券取引所

 17日の東京株式市場はほぼ全面高の展開となり、日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比160円79銭高の3万3585円20銭。バブル経済崩壊後の最高値を付けた7月3日以来、約4カ月半ぶりの高値水準を回復した。企業の2023年9月中間決算発表がほぼ終わり、通期に向けても総じて堅調な業績見通しが確認できたことが支えとなった。

 TOPIXは22.43ポイント高の2391.05。出来高は約14億3千万株。

 平均株価は週初から15日までに計950円余り上昇し、朝方は当面の利益を確定するための売り注文が先行。午後の取引で上げ幅を広げ、終値はバブル後の最高値まで168円に迫った。

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