アマ杉浦悠太が首位浮上 松山英樹は5打差8位で決勝へ

アマチュアの杉浦悠太が単独首位で大会を折り返した(撮影/松本朝子)

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(17日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ時々曇り

2位から出たアマチュアの杉浦悠太(日大4年)が6バーディ、1ボギー1ダブルボギー「68」で回り、通算10アンダーの単独首位に浮上した。2022年「日本オープン」を制した蝉川泰果以来、レギュラーツアー史上7人目のアマチュア優勝に前進して大会を折り返した。

3打差の2位にショーン・ノリス(南アフリカ)と今季1勝の木下裕太。通算6アンダーの4位に賞金ランキングトップの中島啓太、前年大会覇者の比嘉一貴、小斉平優和、スコット・ビンセント(ジンバブエ)の4人が続く。

単独首位スタートの松山英樹は「74」で後退した(撮影/松本朝子)

単独首位スタートの松山英樹は1バーディ、4ボギー「74」とスコアを落とし、15年大会覇者の宮里優作、星野陸也、細野勇策とともに通算5アンダー8位に後退した。「風が出るのは分かっていたので、それに対応しきれなかった。自分の判断がなかなかうまくいかなかった」と振り返り、「うまく波に乗れればチャンスはあると思うので、しっかり準備したい」と決勝ラウンドを見据えた。

蝉川泰果、谷原秀人、岩田寛らが通算4アンダー12位。賞金ランク2位の金谷拓実は、今季メジャー「全米オープン」を制したウィンダム・クラーク、桂川有人、岩崎亜久竜らとともに通算1アンダー37位。

2016、17年大会覇者のブルックス・ケプカは通算イーブンパー48位。73位から出た石川遼は「69」と伸ばし、カットライン上の通算1オーバー51位で決勝ラウンドに進んだ。

前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した賞金ランク3位の今平周吾は通算2オーバー62位で予選落ちとなった。

<上位成績>
1/-10/杉浦悠太(アマ)
2T/-7/木下裕太、ショーン・ノリス
4T/-6/比嘉一貴、中島啓太、スコット・ビンセント、小斉平優和
8T/-5/松山英樹、宮里優作、細野勇策、星野陸也

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