デュア・リパ、楽曲の出版権を買い戻したことについて語る「ずっと望んでいたこと」

現地時間2023年11月16日、『Audacy Check In』の新しいインタビューで、デュア・リパが自身の音楽カタログの出版権を買い戻したことについて初めて語った。

【グラミー賞】を3回受賞している彼女は、「自分の音楽を管理するということは、ずっと望んでいたことなのだと思います。そしてすべての若いアーティストが、特に最初のうちは、音楽の背後にあるビジネスを本当に理解すべきだと思います。非常に大事です。だから、自分の曲の全権利を取り戻せたことは本当にいい気分です。私のライフワークですから、それがどうなるのかについて口出しできる人になれてよかった」と語っている。

自分の音楽の権利をを取り戻そうと思ったきっかけはテイラー・スウィフトの楽曲をめぐる騒動だったのかと聞かれた彼女は、必ずしもそうではないと語った。デュアは、「テイラーに起こったことは、はっきりと、弁護士を雇って音楽のビジネスを理解するべきだと人々が理解するきっかけになったとは思いますよ、もちろん!自分の出版権を所有することは、私が本当に手に入れたかったことなのだと思います」と答えている。

「多くのアーティストが独立したり、独自の活動をしたりしますよね。自分の全カタログを自分の会社で持ちたかったんです。今年始めたことなんですが、出版と制作会社のようなものなんです。すべてをひとつの傘下に収めたかった。新しい章のように感じたんです」と彼女は続けている。

TaPミュージック・パブリッシングは11月2日にデュア・リパに出版権を売却したと発表した。デュアは2013年にTaPマネージメントと契約し、2022年に独立した。現在は父親のドゥカジン・リパがマネージメントを行っている。

デュア・リパは、映画『バービー』のサウンドトラックに収録された「Dance the Night」が、2024年の【グラミー賞】で<年間最優秀楽曲>と<最優秀楽曲 映画、テレビ、その他映像部門>の2部門にノミネートされている。【グラミー賞】授賞式は現地時間2024年2月4日に行われる。

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