黒犬スキ、庭で現場カントク編

こんにちは、吉田パンダです。今回も、黒犬スキッパーキのスキと過ごす日常からお届けします。いつも、常に感じる視線、、この黒犬監視網を潜り抜けないと外には出られません。

はい、こちらが我が自宅、、、ではなく、ご近所の瀟洒な邸宅です。ジャガーが似合いすぎていて、思わずスナップ。

そしてこちらが現実の我が家。今日は一年に一度(か二度)の薪配達日。薪の値段が前年と比べて35%(!)くらい上がっていて電話で思わず聞き直しましたが、他に冬を越す選択肢もなし。致し方ありません。

すべてを検分しないと気が済まない男、いや犬が来ました。

「ふむふむ、今年は樫が多いね」

ほんとにわかってる?

現場監督、ひととおりチェックします。ウチは門から自宅までの道が狭すぎてトラックが通れず、毎年門の前に大量に薪が届けられることになります。これを少しずつ運び、庭の薪置き場に全て片づけるまで約4時間。翌日には筋肉痛が約束されているイベントです。

薪一本と、変わらぬサイズの黒犬さん。

「はい、じゃ一通りチェックしましたからね、あとは宜しく!飼い主たちはがんばって働けよ!」

食いしん坊なカントクさん、気が済んだようです。

「あやしいやつはいないか、、」

戻る前にハロウィンカボチャをチェック。プロフェッショナル黒犬、仕事に余念がありません。

一方、その頃自宅の2階では。「ふっ、アホな黒犬がまた何かやっておるな、、」

天上のトラ猫、ノアさまです。

薪片づけ4時間労働のあとは入浴。ここでもやはり、カントクの監視からは逃れられません。

そして今度は、やっと自分の時間とばかりに次々におもちゃを持ってきます。犬猫がいると手がかかることばかりですが、今まで飼った犬や猫との生活を振り返ると、それがしあわせな時間だったんだなとつくづく思います。

「ワシもいるぞ、、」

いつのまにか階下に降りてきたノア。ちなみに、うら若き乙女です。

薪を運んだ後は、午後から部屋でブツ撮り仕事なんですが、足台代わりにしていた椅子を猫に占領されてしまいました。

「面倒なことがしあわせなんだろ?」

いや、そうなんだけど、今はどいてくれないかなー。締め切りがなー、、という犬猫日和な、とある11月の月曜日でした。次回は黒犬を連れてパリの写真展に行ってきます。どうぞお楽しみに。

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