ベッカム氏がメッシを迎え入れた理由を語る「次世代のプレーヤーに刺激を与えるため」

写真:大きな目的を持ってメッシを迎え入れたというベッカム氏 ©Getty Images

インテル・マイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表MFのデイヴィッド・ベッカム氏が、今夏クラブに迎え入れたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて語った。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

メッシは今夏、契約満了に伴いパリ・サンジェルマンを退団。古巣バルセロナへの復帰やサウジ・プロフェッショナルリーグのクラブへの移籍が取り沙汰される中、インテル・マイアミに新天地を求めた。そして公式戦通算で14試合11ゴールの成績を収め、クラブにリーグスカップのタイトルをもたらしている。

メッシのインテル・マイアミ移籍には誰もが驚いたが、ベッカム氏も「インテル・マイアミにリオネル・メッシがいるなんて、いまだに信じられない」と語り、このように続けた。

「クラブのオーナーとして、あれほどの選手、世界最高の選手がチームにいるというのは非常に誇らしいことだ。レオをアメリカに連れてくることは、マイアミだけでなく、アメリカという国全体、そしてMLSに対してのギフトになると常に考えていた。彼のような人物がサッカー界を変え、他の世代のプレーヤーに影響を与えるからだ。だから、どうしてもレオをチームに迎え入れたかった」

「もちろん我々は優勝を目指している。リーグで最高のチームになりたいと考えている。だが、彼を獲得した理由の一つは、アメリカの次世代のプレーヤーに刺激を与えること、そして、サッカー選手になりたいと思ってもらうことだった。そのために彼を連れてきたのであり、我々にとっても重要なことだった」

インテル・マイアミはメッシに加え、彼のバルセロナ時代のチームメートであるMFセルヒオ・ブスケツとDFジョルディ・アルバを補強。今後は同じく元バルセロナのFWルイス・スアレスやMFイヴァン・ラキティッチ、DFセルジ・ロベルトにも関心を示していると言われており、“バルセロナ化”を推し進めている。

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