岡山県内のフードバンクに災害備蓄品を渡す/県のマッチングサービス「おかやまフードトリップ」【岡山】

事業所で廃棄される、まだ食べられる食品を捨てずにフードバンクに提供するマッチングサービスを今年度から始めている岡山県は11月17日、このサービスを活用して保存期限の近づいた災害備蓄品を、県内のフードバンクに渡しました。
この日、フードバンクへ渡されたのは、保存期限が1年を切ったアルファ米計5万9千食分で、岡山桃太郎空港内にある倉庫に備蓄されていました。
午前11時ごろから受け渡しが行われ、マッチングサービスで受け取りを希望した岡山市や倉敷市など県内7つのフードバンクの関係者が倉庫を訪れ、トラックなどに積み込んでいました。
県が展開しているマッチングサービス「おかやまフードトリップ」は、事業所での食品ロスを減らすため、今年度から運用しているもので現在、県のほか、食品メーカーや飲食店など13の事業所が食品を提供する側として登録しています。

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