阪神日本一で「六甲おろし」合唱へ 西宮・六湛寺公園で27日 岡田監督や選手数人も参加

西宮市役所=西宮市六湛寺町

 兵庫県西宮市は17日、甲子園球場(同市)を本拠地とするプロ野球・阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝いたのを受け、27日に市役所付近で開く市民報告会の概要を発表した。午後2時~2時半に六湛寺公園(六湛寺町)で行い、岡田彰布監督や選手数人が参加する。

 市と西宮青年会議所、西宮商工会議所でつくる実行委員会(委員長=岩本昂久・西宮青年会議所監事)が主催する。

 サンテレビの湯浅明彦アナウンサーが司会を務め、岡田監督や選手へのインタビュー、保育園児からの花束贈呈があり、市吹奏楽団の演奏で「六甲おろし」を合唱する。

 当日は午後1時~3時半、会場そばの市役所前線を約175メートルにわたって通行止めにするほか、周辺道路で交通規制を行う。

 開催費は約290万円を見込み、協賛金で賄う。前回リーグ優勝した2005年に市役所前で開いた市民報告会では約千人が訪れたといい、市は「今回は倍近く来る可能性がある」と推測。警察官を除き、約70人で雑踏警備にあたる。雨天決行。

 同日午後0時半からは、尼崎市昭和通2のあましんアルカイックホールでも同球団の優勝報告会が開かれる。(山岸洋介)

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