物流〝2024年問題” ドローン配送の実証実験 神石高原町

ドライバーの時間外規制による2024年問題がせまるなか、配達の人材確保などの課題を解決しようとドローンを使った配送実験が行われました。

寺田琢哉記者「弁当を乗せたドローンが今飛び立ちました。これから6km離れた場所への配送が始まります」

神石高原町で行われた実証実験では、町内の高齢者を対象に行われている配食サービスを想定したドローンの飛行が行われました。弁当を乗せたドローンは補助員が監視するなか、あらかじめ設定されたルートを自動で飛行し最長で片道およそ8km先の目的地への配送を成功させました。

神石高原町 入江嘉則町長「神石高原町は広いですから(配送に)時間がかかりますしコストもかかるということで、こう言った新しい技術を活用できればそれが解決につながるんじゃないかと思ってます」

今後は課題を洗い出し、再来年の実施を目指しているということです。

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