神戸マラソン盛り上げろ! 地元グルメや撮影ブース…プレイベント「EXPO2023」開幕 

ランニングシューズを試着できるブースで、大会本番に備える参加者ら=17日午後、神戸市中央区港島中町6(撮影・長嶺麻子)

 19日の開催が迫った「神戸マラソン2023」(神戸新聞社など共催)で、ランナーの受け付けが始まった17日、大会を盛り上げるプレイベント「神戸マラソンEXPO(エキスポ)2023」も神戸国際展示場(神戸市中央区港島中町6)で開幕した。ランナーでなくても楽しめる記念撮影ブースや、兵庫のグルメエリアが並び、受け付けを済ませた人やその家族らでにぎわった。18日まで。

 スポンサー企業などが出展する計28ブースでは、フィニッシュテープに見立てたセットなど、写真撮影スポットがある。2024年にユニバー記念競技場(神戸市須磨区)で開かれる世界パラ陸上競技選手権大会のPRブースでは、競技用車いすの体験もできる。

 新型コロナウイルス対策で控えていたステージイベントも4年ぶりに行われた。17日はランニングアドバイザーの三津家貴也さんと、歴史家で園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人さんが、完走のコツや神戸が日本のマラソン発祥の地とされる歴史などを解説した。

 18日は三津家さんに加え、北京五輪陸上女子5000メートル代表小林祐梨子さん、バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリスト有森裕子さん、プロランニングコーチ金哲彦さんも登場する。

 入場無料。午前10時~午後7時。(鈴木雅之)

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