中部空港の純利益 “4年ぶりに黒字” わずか58万円も去年を36億円上回る 国内線旅客数はコロナ前の88%

中部空港が、今年度の中間決算を発表。コロナ禍からの回復で、純利益が4期ぶりに黒字となりました。

ことし4月から9月の連結決算を発表した中部空港。

売上高は、去年の同じ時期を69億円上回る約180億円。純利益は、去年を36億円上回り、わずか58万円ですが2019年度以来、4年ぶりの黒字となりました。

国内線の旅客数は、コロナ前の88%まで回復した一方で、国際線は東南アジアなどのインバウンド需要が高まっているものの、コロナ前の4割ほどに留まっています。

国際線の今年度の通期の旅客数は、中国の団体旅行などの増加にも期待している一方で、航空業界の人手不足などを考慮し、コロナ前の5割程度になると予想しています。

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