列車内のタップシーン、描き方にSNS感動「素晴らしき演出」

歌と踊りを愛する元気なヒロイン・スズ子の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月17日に放送された第35回では、列車内で秋山がタップするシーンが話題となった。

日帝劇場のステージにて、新曲『センチメンタル・ダイナ』を熱唱するスズ子(趣里)(C)NHK

日宝からの引き抜き話を断り、梅丸の辛島部長(安井順平)に謝罪したスズ子(趣里)。作曲家の羽鳥(草彅剛)によるフォローもあり、スズ子はこれまで通り梅丸で活動することになった。

一方、後輩の秋山(伊原六花)は先輩ダンサーからのプロポーズを断り、大阪へと戻ることに。秋山への思いも背負ったスズ子は、羽鳥が作った新曲『センチメンタル・ダイナ』を大勢の観客の前で披露するのだった。

スズ子がステージ上で『センチメンタル・ダイナ』を初披露した今回の放送では、時を同じくし、大阪へと帰っていく秋山が列車のなかでタップを踏むシーンも描かれた。

遠く離れながらも2人がセッションするかのような演出が話題となり、SNSでは「まさかの秋山のタップとのコラボ、ありがとう」「スズ子が歌って、秋山ちゃんが列車でタップ踏むとこ、昔のミュージカル映画みたいですてきだったー」「ステージ上のスズ子と汽車の中の秋山のタップ重なる演出良かったな」「素晴らしき演出でした」など、称賛の声が相次いでいた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月20日放送の第36回では、故郷の大阪で、母・ツヤ(水川あさみ)の体調が悪化する。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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