井端弘和監督(48)率いる新生「侍ジャパン」が11月16日に行われた国際試合で、見事初陣を飾りました。
16日、東京ドームで開幕した「アジアプロ野球チャンピオンシップ」。
元中日ドラゴンズの井端弘和監督が率いる新生「侍ジャパン」は、初戦でチャイニーズ・タイペイと対戦しました。
1番にはドラゴンズの後輩・岡林勇希選手(22)を起用。その第1打席。ストレートをしっかりととらえ、いい当たりを見せましたが、惜しくもレフトフライ。この日、岡林に当たりは出ず、代表初ヒットは17日以降にお預けです。
試合は6回まで両チームともにほとんどヒットを許さない投手戦となり、膠着状態が続きます。
しかし7回、均衡を破ったのは、ことしタイガース日本一に貢献した森下翔太選手(23)。鋭く振りぬいた当たりは、待望の先制ホームラン!
この1点で勢いづいた侍ジャパン。9回もジャイアンツのルーキー、門脇誠選手(22)がタイムリーヒットを放つなどヒットを量産し、3点を追加。
そして最後はチーム最年長のスワローズ・田口麗斗(かずと)選手(28)が締め、井端監督に国際大会初勝利をプレゼントしました。
(侍ジャパン 井端弘和監督)
「WBCで世界一から始まって、日本の野球がこのアジアチャンピオンシップで終わるので、しっかり優勝して締めたい。あす以降も応援よろしくお願いします。」
優勝に向け、好スタートを切った侍ジャパン。17日の韓国戦でも勝利に期待です。