ラグビーのリーグワン1部相模原のエンブレムなどがラッピングされたチームバス「ダイナボアーズバス」が完成した。選手、スタッフの遠征だけでなく、一般の観光バスなどにも活用する。
観光・送迎バス運行会社の「ミヤコバス」(相模原市中央区)の協力を得て完成した。車体はチームカラーで、相模原市の象徴でもある緑を基調とし、チーム名やエンブレムをデザイン。チームの知名度向上の一役も担う。
市内の幼稚園や小学校の遠足でも利用してもらう考え。初の稼働となった10日には保育ルームフェリーチェ相模原園(同)の園児たちが多摩動物公園まで乗車した。
石井晃ゼネラルマネジャー(GM)は「想像以上のかっこよさで、新たなモチベーションにもなる。リーグワン開幕まで1カ月を切り、チームもフロントも最高の準備を進めていく」と話した。フランカーの坂本侑翼は「新しいシーズンの開幕がすごく待ち遠しくなった。このバスに恥じぬようしっかり準備して、開幕まで仕上げていきたい」と気持ちを新たにした。