米10月住宅着工1.9%増 2カ月連続プラス

 【ワシントン共同】米商務省が17日発表した10月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より1.9%増の137万2千戸となり、2カ月連続で増えた。市場予想の135万戸を上回った。

 中古住宅の供給不足を背景に、新築住宅を建てる動きが広がっていることが着工件数を押し上げた。うち主力の一戸建てが0.2%増の97万戸となり、集合住宅も大きく伸びた。全体の前年同月比は4.2%減。

 地域別では中西部が前月より28.4%増え、西部も12.5%伸びた。一方、北東部は14.5%、最大市場の南部は6.8%それぞれ減った。

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