伊東氏から北条氏へ 静岡・伊東市で「戦国時代の伊東」展 豊臣秀吉の朱印がある掟書も 

静岡県伊東市では「戦国時代の伊東」について、古文書などの資料を基に紹介した企画展が開かれています。

平安時代末期からこの地域を支配していたのは、名前の由来になっている豪族の伊東氏。室町時代には、後に小田原北条氏の繁栄を築く北条早雲が伊豆に侵攻し、伊東氏は抵抗の末、その配下となります。

こちらの古文書は、4代目・北条氏政が伊東九郎三郎に対して「政」の一字を与えたことを示しています。また、豊臣秀吉の朱印がある掟書や北条氏の滅亡後は、徳川家康に仕えたことが分かる古文書などおよそ90点が展示されています。

「市民や観光客に、楽しみながら伊東の歴史を知ってもらいたい」と企画された展示会は来年3月末まで開催されています。

© 静岡朝日テレビ