「アグレッシブなサッカーができれば」アルゼンチン戦を前に意気込む藤田譲瑠チマ、A代表に刺激を受ける「ゴール前でのアイデアはまだまだ足りない」

パリ五輪世代の中心選手でもある藤田譲瑠チマ[写真:©超ワールドサッカー]

U-22日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-22アルゼンチン代表戦へ意欲を語った。

18日、パリ・オリンピック世代のU-22日本代表が国内で初めて試合を開催。相手はA代表がカタール・ワールドカップ(W杯)を制した強豪・アルゼンチンだ。

このチームの中心選手の1人でもある藤田。オリンピックを前に、海外挑戦をスタートさせたシーズンとなり、経験を積んでいる。

アルゼンチンとの試合でのイメージについては「受け身にならず、自分たちのアグレッシブなサッカーができればと思います」と語った藤田。U-23アジアカップを含めて1年の集大成にもなる試合となる。

「前回(10月)はアメリカ戦で4失点してしまったので、そういったところを直しつつ、チャンスがあったのも確かなので、チャンスを上手く決め切れるかが厳しい試合の中では必要になるので、チームとして意識したいと思います」

10月のアメリカ遠征では、メキシコに4-1で快勝もアメリカに1-4で惨敗に終わっていた。アジアとはまた違う戦いでも課題を見つけた中、今度は南米の雄が相手だ。

この世代では日本での試合が初。藤田は「強みはアグレッシブにサッカーするところなので、そういったところを見てもらいながら、サッカーを楽しんでもらえればと思います」と、ファン・サポーターへの思いを語った。

一方で、16日には日本代表が北中米W杯アジア2次予選を戦い、ミャンマー代表相手に5-0で完勝を収めた。

藤田は試合を観ていたと言い「日本もアジアの中だとしっかり強豪というか、相手は守備に回る時間がほとんどでのサッカーになる」と分析。「その中でもクオリティは高いものがあって、ゴール前でのアイデアは自分たちにはまだまだ足りないところなので、明日の試合だったりでどんどん力をつけていければと思います」と、A代表のレベルの高さを画面越しにも感じつつ、しっかりと自分たちも力をつけていきたいとした。

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