【MLB】ブリュワーズがウッドラフのトレードを検討中

写真:ブリュワーズがトレードを検討しているウッドラフ

ブリュワーズがブランドン・ウッドラフのトレードについて複数球団と交渉を行っていることが明らかになった。MLBネットワーク所属のジョン・モロシ記者が自身のX(旧Twitter)にて明らかにした。

ウッドラフは2014年にドラフト11巡目でブリュワーズから指名を受けて入団した現在30歳の先発投手。2019年に22先発で11勝を挙げてブレークを果たすと、その後はチームのエース格として活躍。2021年には179イニングを投げ、勝敗こそ9勝10敗だったものの防御率2.56、総合指標WAR(FanGraphs版)は4.7をマークしていた。

今季は故障の影響でわずか11試合の登板にとどまったが5勝1敗、防御率2.28と圧巻の投球。依然としてエースクラスの能力を持っていることをアピールしていた。

ただ、今オフに手術を受けたウッドラフは来季前半戦の登板が絶望的となっている。この状況を受け、資金力の強くないブリュワーズはウッドラフのノンテンダーFAも検討しつつ、トレード先を探っているようだ。

ウッドラフは来季前半戦こそ登板が難しいが、もし後半戦だけでも投げられるならば大きな先発投手補強になることは間違いない。また、来季オフにFAとなるウッドラフを保有しておくことで、2025年以降の長期契約に結び付けられる可能性もある。獲得する側の球団にとってもメリットはありそうだ。

ノンテンダーFAの期限は日本時間19日の午前10時頃。それまでの間にウッドラフのトレードが決まる可能性は十分にある。

【訂正】一部記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします(11月20日)

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