江原啓之「結婚していても、コミュニケーションが一番」夫との関係に悩む相談者へのアドバイス

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。11月12日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた「子育て」に関する相談メッセージを紹介。江原がさまざまなアドバイスをお届けしました。

江原啓之

<リスナーからの相談>
今年の初めに主人から突然、「面接に受かったから九州で働く」と話されました。
主人は51歳です。定年までの残りの会社人生をやりきりたいという気持ちを理解し、一言も相談されなかったことも我慢しました。そんな主人が九州に行って半年が経ちます。

(夫は)50歳過ぎて初めての1人暮らしです。気ままに楽しんだつけが半年後にまわってきて、生活費以外の軍資金50万円を使い果たし、お金のやりくりもできていません。

ちなみに九州には「単身で行きたい」と告げられました。私たちに子どもはいません。結婚して25年、2人で力を合わせてやってきました。「ここらで自由に生きさせてね」ってことでしょうか。

私は今、実家の売却と実母の認知症に1人で向き合っています。主人には「65歳の定年まで放っておかれたら、私はあなたのことを忘れるよ!」と話しました。ご意見をお聞かせください。

<江原からの回答>
江原:協子さんはどう思いますか?

奥迫:夫婦といえども、それぞれ別の人格ですよね。25年ご一緒にされてきたわけですから、それぞれの人生を楽しまれても良いのかな? という気持ちもあります。

江原:ちょっと世間ずれしているように思われるかもしれませんが、私も協子さんと同じ考えです。だって、(相談者さんには)お子さんがいないわけでしょう? その負荷がない。お子さんがいる方でも、ある程度の年齢になって子どもが巣立てば同じだと思います。

そうなったときにご主人は、ちょっとの間でも1人で暮らしてみたかったんだと思う。一生っていうわけでもないと思いますし、「もう奥さんはいらない!」と言っているわけではないと思います。死ぬまでに、そういう暮らしを経験してみたかっただけなのではないでしょうか。

ただ、相談者さんの肩を持ちたいことが1つあります。今、相談者さんは実家の売却と実母の認知症に1人で向き合っていますよね。ご主人なら普通、もうちょっと手伝うべきですよね。そこがちょっと冷たいと思います。文章を読んでの推測ですが、相談者さんはサバサバしたところがあるのではないでしょうか?「私、あなたのこと忘れるよ!」っていう言葉にも、すごくサバサバしたところが表れていますよね。

だから相談者さんが「1人で向き合っていたほうが楽だから」というのなら良いと思うし、そうじゃなくて「私だってたまには手伝ってもらいたいのよ」っていうときは、ご主人にそう言うべきです。なんだかこの夫婦、ご主人が息子さんとか弟さんみたいですね。「65歳の定年まで放っておかれたら……」って書いてありますし、相談者さんも本音ではあまり放っておかれたくはないんですよね。

奥迫:そうですよね。それぞれ別の人格とはいえ、要所で助け合っていくのが素敵ですよね。

江原:そういうことです。素敵だと思います。だから相談者さんも、もうちょっとご主人にものを言って良いと思うんです。“良い姉さん”でいようと思わないほうが良いと思う。たまには奥さんであるべき。そういう必要もあるような気がしますけれどもね。結婚していても、コミュニケーションが一番ですよ。

奥迫協子、江原啓之

●江原啓之 今夜の格言 「人生の学びは“コミュニケーション”」

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11月12日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2023年11月20日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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