私人逮捕系・煉獄コロアキの意外な“本棚”にネット騒然 「未来を物語っているような」

煉獄コロアキ氏のホームページより

11月13日に名誉毀損の疑いで逮捕された、YouTuberの煉獄コロアキこと杉田一明容疑者(40)。逮捕のきっかけは、皮肉にも自身が投稿していた“私人逮捕”動画だった。

「杉田容疑者は9月19日、東京都・帝国劇場近くにいた女性(18)に対して、パパ活やチケットの不正転売の疑いをかける言動をし、その様子をスマートフォンで動画撮影。さらに顔にモザイク加工などをせずにYouTubeにアップしたといいます。しかし女性は友人と待ち合わせをしていただけでパパ活や不正転売の事実はなかったといい、動画を削除するよう警視庁に相談があり、杉田容疑者の逮捕につながりました」(全国紙記者)

これまで煉獄コロアキとして、過激な言動で注目を集めてきた杉田容疑者。家宅捜索を受けた際にも捜査員たちと姿を現すと、車に乗り込む直前、「私人逮捕系YouTuberは不滅だ! ふざけんじゃねーよ!」と叫んでいた。

■SNS上では若い頃の杉田容疑者の動画が拡散

そんななか注目を集めているのが、煉獄コロアキとなる遥か前の杉田容疑者の本棚だ。現在SNS上では、杉田容疑者とみられる人物が本名で出演していた数十年前のテレビ番組の動画が拡散されている。番組内では10ヵ月前に秋葉原に引っ越してきたばかりだと紹介され、月11万円の1Kに住みながらインターネットの株取引で生計を立てている様子が伝えられていた。

仕事について「精神的には結構きついです」「孤独ですね」と杉田容疑者が語ると、カメラは彼の本棚を映した。そこにはお金の儲けかたや商売に関する本が並べられていてーー。

「映された本は一部でしたが、ビジネスための”裏技”テクニックを教える本、そして“ワル”になることで世渡りを指南するよう本がありました。もちろん本棚のラインナップとその人の生き方は必ずしも結びつくものではありませんし、本棚にあるから読んでいるとも限らないでしょう。

しかし、その強烈な内容から、いわゆる正攻法ではなく、一発逆転を狙うような突飛なやり方で人生に成功したいという気持ちが感じられると、SNS上で話題になっているのです。過激な“反ワクチン”活動、モザイクなしでの私人逮捕など、売名や金のためならなんでもやる杉田容疑者の行動にも重なると指摘されています」(WEBメディア記者)

動画が拡散されたX上では、この書棚の内容に衝撃を受けた人が相次いだ。

《「何者か」になろうと足掻いていたんだろうな..》
《読んでるものが未来を物語っているような》
《裏技で一発逆転を目指す人,何度うまく行かなくてもまた別の裏技で一発逆転を目指し続けるんだよな》
《ちゃんとルールを守ってコツコツやるのが近道ですよ 自分に都合のいい抜け道だとか近道だとか道はまっすぐなのにあるわけない 「ワルに憧れた」とかそんなの中学生ですよ》

テレビ局のインタビューに対し、私人逮捕の動画投稿は“お金のため”だったと語っていた杉田容疑者。これほどの行動力を普通に発揮すれば、正攻法でもお金は稼げそうなものだがーー。

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