ブラジル代表就任の噂もレアルが引き留め? アンチェロッティ監督との契約更新を検討か

アンチェロッティ監督は今季終了後にレアル・マドリーとの契約が満了を迎える[写真:Getty Images]

レアル・マドリーが、カルロ・アンチェロッティ監督との契約更新を望んでいるようだ。スペイン『Relevo』が伝えた。

アンチェロッティ監督は、2013年夏から2015年夏までマドリーを指揮すると、バイエルン、ナポリ、エバートンでの指揮を経て、2021年7月に2度目の指揮を執り始めた。

これまでマドリーではラ・リーガこと1度の優勝にとどまっているが、チャンピオンズリーグ(CL)は2度優勝。コパ・デル・レイも2度優勝しており、2度目の現政権では6つのトロフィーを獲得している。

そのアンチェロッティ監督は今シーズン終了後に契約満了を迎え、ブラジル代表の監督に就任する可能性が報じられてきた。

しかし、マドリーはアンチェロッティ監督との契約更新を検討し始めているとのこと。フロレンティーノ・ペレス会長は、若くて才能あふれる選手が揃うチームが成功するには、アンチェロッティ監督の経験が重要だと考えているようだ。

一方で、ブラジルサッカー連盟(CBF)もアンチェロッティ監督の招へいに関心を強く持ち続けており、史上初のブラジル人以外の監督になる可能性が期待されている。

ただ、アンチェロッティ氏は身の振り方を考えている模様。シーズン終了が近づくまでは決断されない模様だが、マドリーからすれば当然の判断とも言えそうだ。

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