九州新幹線で人身事故 新水俣―出水間

 17日午後8時40分ごろ、鹿児島県出水市の九州新幹線新水俣―出水間で、鹿児島中央発広島行きさくら406号が走行中に異常音がしたため一時停止した。車両の安全を確認し、午後9時ごろ運転を再開したが、18日午前1時10分ごろ、巡回中の係員が現場の線路付近で遺体を発見した。異常音の原因は人身事故とみられる。乗客にけがはなかった。

 出水署によると、遺体は成人男性とみて身元や詳しい状況を調べている。

 JR九州によると、18日午前7時ごろまで安全確認を実施。熊本―鹿児島中央間で上下7本が運休したほか、2本に最大36分の遅れが生じ、約920人が影響を受けた。

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