男子は田畑遼、女子は黄川田莉子が全豪オープンジュニアワイルドカードを獲得[2024 ダンロップ ロード トゥ ザ オーストラリアンオープン イン 四日市]

田畑遼、黄川田莉子の日本人2人が来年1月開催の全豪オープンジュニアのワイルドカードを獲得

住友ゴム工業は、世界に挑戦するジュニア選手をサポートする大会として「2024 ダンロップ ロード トゥ ザ オーストラリアンオープン イン 四日市」を開催。17日にシングルス決勝が行われ、男子では田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ)、女子では黄川田莉子(グラムスリー)が優勝した。

グランドスラムの一つである「全豪オープン」のオフィシャルスポンサーとして、日本企業初の公式ボールサプライヤーとして大会使用球を提供する住友ゴム工業は、テニスオーストラリア、日本テニス協会とアジア・オセアニア地域のジュニアの強化、発展をサポートするため2018年にスタートした今大会。

優勝者には来年の全豪オープンジュニア本戦のワイルドカード(主催者推薦)が与えられ、優勝者とコーチ1名分のオーストラリアへの渡航費用、滞在費用などは大会側が負担する。

国内外から男女16名ずつが出場し、男女とも4人1組に分かれてラウンドロビン形式で予選を実施。各組上位1名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。

17日行われた男子決勝では、今年の全日本ジュニア16歳以下チャンピオンの田畑が、ハリー・ピュー(ニューじーランド)を6-2、6-2で下して、予選から失セット0で完全優勝。女子決勝では黄川田が後藤苺衣(四日市商)を6-4、3-6、6-3のフルセットで下し、優勝を飾った。

大会最終日に行われた試合結果は以下の通り。

<男子シングルス決勝>
田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ) 6-2 6-2 ハリー・ピュー(ニュージーランド)

<男子シングルス3位決定戦>
水谷旭陽(四日市工業高) WO 島笙太(関西高)

<女子シングルス決勝>
黄川田莉子(グラムスリー) 6-4 3-6 6-3 後藤苺衣(四日市商業高)

<女子シングルス3位決定戦>
野口紗枝(レニックステニススクール) 不戦勝

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