グミ市場であまり知られていないからこそブレイクの可能性 「そとフワ」と「なかプル」の独自食感を実現した「ピュアラルグミ」

カバヤ食品は今後、グミブランド「ピュアラルグミ」の価値発信を強化していく。

同ブランは2004年9月に誕生し来年で発売20周年の節目を迎える。

同社のもう1つのグミブランド「TOUGH GUMMY(タフグミ)」が急成長を遂げる一方で、「ピュアラルグミ」は他のフルーツフレーバーのとの競合もあり、期待した成長を見せられていない。

その要因について、取材に応じた取材に応じた川口篤マーケティング本部カテゴリー戦略室第三グループマネージャーは“そとフワ”と“なかプル”の2つの食感が楽しめる独自価値を伝えきれていない点を挙げる。

「ピュアラルグミ」の「りんご」(左下)「ぶどう」(右下)期間限定フレーバーの「マスカット」(上)

「独日技術で、空気を含ませたフワフワ食感グミと、ゼリーのようなプルプル食感グミの2つのグミを組み合わせて、やわらかい食感のグミに仕立てており、このところをもっと知っていただければブレイクする可能性がある」と語る。

「ピュアラルグミ」は定番アイテムとして「りんご」と「ぶどう」の2品をラインアップし9月5日に期間限定フレーバーの「マスカット」を新発売した。

人気キャラクターの「スヌーピー」とのコラボを展開し、第二弾ではキャンペーンほか秋をテーマに、果樹園で秋を楽しむ「スヌーピー」たちの生き生きした姿をあしらったパッケージを数量限定発売。

11月14日からは第三弾のコラボを実施。冬をテーマとした限定コラボパッケージを発売し、期間限定フレーバー「ピュアラルグミ いちご」を投入した。プレゼントキャンペーンも展開している。

コラボパッケージの「ピュアラルグミ いちご」

コラボパッケージの「ピュアラルグミ りんご」には、雪の上についたスヌーピーの足あとをモチーフにした「ピュアラルグミ」初となるコラボレア型の“足あと型グミ”が稀に入っている。

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