ケガ人続出のマンチェスター・ユナイテッドにさらなる試練……ラッシュフォードとオナナが負傷か

写真:ケガ人続出のユナイテッドにさらなる負傷者の知らせが……

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとカメルーン代表GKアンドレ・オナナが、ともに代表の試合で負傷したようだ。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

ラッシュフォードはUEFA EURO 2024予選のマルタ戦に先発出場したが、後半途中にDFトレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)と偶発的に衝突する場面が発生。痛みのためその場にうずくまり、医療スタッフによる治療を受けたもののプレー続行不可能となったため、61分にコール・パーマー(チェルシー)との交代でピッチを去った。

一方、2026年ワールドカップのアフリカ予選モーリシャス戦に先発出場したオナナは、試合時間が残り10分を切ったところで異変を訴え、ドクターと相談した後、81分にGKファブリス・オンドア(アラベス)と交代。ピッチを去る時には足を引きずる様子が見られたという。

マンチェスター・ユナイテッドは今シーズン、多くの負傷離脱者に悩まされている。すでにアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスやイングランド代表DFルーク・ショー、ブラジル代表MFカゼミーロらが離脱しているのに加え、先週半ばに行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節コペンハーゲン戦では北アイルランド代表DFジョニー・エヴァンスがハムストリングを負傷し、数週間の離脱が確定。

さらに先週末のプレミアリーグ第12節ルートン・タウン戦ではMFクリスティアン・エリクソンとFWラスムス・ホイルンドのデンマーク代表コンビが負傷交代しており、いずれも一定期間の離脱が見込まれている。

ラッシュフォードは今シーズンのプレミアリーグでここまでわずか1ゴール、オナナは開幕直後に不安定なプレーを連発と、いずれも本来の能力を発揮しきれていない状態ではあるが、主力選手が相次いで負傷する中でこの2人まで離脱するようだと、エリク・テン・ハフ監督は難しい舵取りを強いられることになるだろう。

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