【マイルCS/穴ライズ】「前走は参考外、一発の可能性は十分」 単勝オッズ“30倍”前後の爆穴

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■ジャスティンカフェ

前走の毎日王冠はスタートで出遅れ、スローの流れを最後方から追走。直線では大外から、メンバー2位の上がりで勢いよく追い込んできたものの前半のビハインドが影響して7着に終わった。前が止まらない展開で、参考外の一戦。

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昨年のマイルCSでは6着に敗れたものの、勝ち馬のセリフォスから0秒4差。ソウルラッシュ、シュネルマイスターとは0秒1差と、戦前の下馬評ほどの差はない。今回は坂井騎手とのコンビ結成となるが、最終追い切りでは同騎手が跨って初コンタクト。馬の後ろでの収まり方やトップスピードに乗るまでの加速を確かめており、準備は万全だろう。

これまで16戦して、アクシデントがあって大敗したアーリントンC以外の15戦で上がり3位以内。堅実な末脚が魅力の馬で、前が流れれば波乱の立役者になる資格はある。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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