40分間扉を開けたまま走行…原因は安全装置の故障 東海バス所有のバス1台を20日間の車両使用停止処分

40分間にわたり扉を開けたまま路線バスを運行していたとして、東海バスが中部運輸局から行政処分を受けました。

東海バスなどによりますと、6月、バスの運転手が車内換気のために開けた中扉を閉め忘れたまま、沼津市内およそ9キロを40分にわたり走行しました。この間、合わせて4人の乗客がいましたが、いずれもけがはありませんでした。

中部運輸局が監査を実施したところ、中扉が開いた状態ではアクセルが踏み込めないよう制御するアクセルインターロックという安全装置が故障していたことがわかったということです。

中部運輸局は整備不良のバスを運行していたなどとし、東海バスが所有するバス1台を、16日付で20日間の車両使用停止処分としました。

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